偏見まみれの19-20選手紹介(GK編)
既に開幕し2節を終えましたが、今年もこのシリーズを続けていきたいと思います。昨季の記憶は既に薄れてきていますが、何とか思い出そう。
昨年の選手紹介はこちら↓
偏見まみれの18-19選手紹介(GK編) - にわかの備忘録
偏見まみれの18-19選手紹介(DF編) - にわかの備忘録
偏見まみれの18-19選手名鑑(MF編) - にわかの備忘録
偏見まみれの18-19選手名鑑(FW編) - にわかの備忘録
今季は主に3人のGKで戦うEverton。他チームとGKを見比べると3番手までの層の厚さは上位のチームとも見劣りせず、リーグでもトップクラス。某クラブではGKが緊急事態となっているが、Evertonではそんな心配の必要は無い?
1.ジョーダン・ピックフォード(Jordan Pickford)
リーグ&FAカップの全試合に出場。押しも押されぬ大守護神。Evertonで2シーズンを過ごしたが常にゴールマウスを託されてきた男。目立った離脱も無く、頑丈。
【プレーの特徴】
素早い反応によるシュートストップとどこまでも蹴り飛ばすキック力が武器。被CK時にボールキャッチからの前線へのフィードはチームの1つの武器。
【今季の立ち位置】 第1GK
イングランド代表の正守護神はクラブでも勿論1番手。今季はGKの補強もあり、切磋琢磨して更なるレベルアップを。
【エピソード】
昨季アウェーでのリヴァプール戦では0-0で迎えた試合終了間際に、ハイボールの処理ミスが失点に繋がり敗戦を招く失態。しかし、チームやサポーターからの信頼は揺るがなかった。その後も出場し続けたピックフォードはミスを引きずること無く、安定したプレーを披露。ホーム、グディソンパークでのダービーではDF陣と共にゴールを死守。見事にクリーンシートを達成した。
22.マールテン・ステケレンブルグ(Maarten
Stekelenburg)

昨年はカラバオカップ2試合にのみ出場。10月に敗退してしまって以降はひたすらにベンチを温め続けた。カラバオカップ以外のリーグ、FAカップでもベンチ入りしており、昨季全試合でメンバー入りした唯一の選手。恐らく最もベンチに座っていた選手でもある。座りすぎてエコノミー症候群になっていてもおかしくない。
【プレーの特徴】
カラバオカップを観れていない&今季のPSMも未視聴の為、最近のプレーは全くわからず。
【今季の立ち位置】 第3GK
レッスルの加入もあり、昨季のミスターベンチも2節を終えた時点でまだメンバーに入ることが出来ていない。今季はアクシデントが起きた際にしか出番は無いか。
【エピソード】
昨季一番印象に残ったのは夫婦一緒にノリノリの仮装をしていたこと。マッドマックスを思い出すマスク。
49.ヨナス・レッスル(Jonas Lössl) 新加入選手

昨季は歴史に残りかねない弱さで降格したHuddersfieldでレギュラーとしてプレー。プレミアに昇格したシーズンにHuddersfieldに加入し、2シーズンで合計72試合に出場。Huddersfieldがプレミアから去るタイミングでEvertonへやってきた。
【プレーの特徴】
特に注目したことは無かったので、語れることがない。
【今季の立ち位置】 第2GK
現状負傷しない限りレギュラーであるピックフォードにプレッシャーをかけ、GKの緊張感を高める役割が期待される。ただ2ndGKの座に甘んじるのではなく、チャンスがあればレギュラーを奪い取るくらいの意気込みでいてほしい。
【SNS】

インスタが綺麗。2児のパパでもある。家族全員が絵になる。
Evertonの現有スカッド&補強ポイント
18-19シーズンもあっという間に終わり、今季も色んなことがありましたね!とつらつら書きたい所なのだが、既に国内の移籍市場は開かれているとか。
移籍を楽しむ為にEvertonの今の戦力を整理してみる。
チームの補強方針

現在Evertonの補強を決定する時は、監督のMarco Silva(画像左)とFootballDirectorのBrands(画像右)、今季から就任したこの二人の両方がGoサインを出さなければ選手を獲得することは出来ない仕組みになっている。
毎年どこかのクラブで起きる「フロントが勝手に獲ってきたけど、こんな選手俺は要らない!」というフロントは補強費をドブに捨て、監督はフロントと不仲になり、選手は干されてキャリアを棒に振るという全員が損をするケースを無くせる。
・今夏の移籍市場について
— 主夫@O.M.I.O.S (@husbandinHK) April 2, 2019
「我々が昨夏チームに連れてきた選手は全員25歳以下だった。我々は年齢の高い選手に投資したくない。求めるのは20〜25.6歳の選手だ」
「今季が始まった時から夏に向けて動いている。昨年末にはもう方針を決した。現在、すでに(夏に獲りたい)選手は決まっている」#EFC
とのこと。
30歳の選手の獲得ゴシップが流れても現在のEvertonの場合は信憑性がかなり薄いということを理解してもらいたい。
Evertonの戦い方・今季のフォーメーション
基本フォーメーション

基本フォーメーションは上記画像の通り4-2-3-1。殆どの試合でこのフォーメーションを使用していた。守備時はトップ下の選手がFWと並び4-4-2で守る。尚、最終的なレギュラーメンバーも画像の選手達である。
来季もこのフォーメーションをメインで使用するという前提で話を進める。
Silvaの戦術
Silvaは守備に重き置く監督で、前線の選手でもハードワークを求め、フィールドプレーヤー全員でブロックを構築し守るのが特徴。
ボランチのチョイスも前線まで顔を出すことの出来るDaviesよりもパスの選択がセーフティ過ぎる面もあるが、DFラインの前に残ってくれるSchneiderlinを選択する辺りからも守備第一の考えが窺える。
〈得意とするチーム〉
自信を持ってボール保持をするチーム。
〈苦手とするチーム〉
ボール保持を放棄しているチーム。守備を固めた相手を攻略するのが苦手。
各ポジションの現状について
これまでの出場試合数等からトップチームの扱いではない若手選手は省いています。
※青色は今季Evertonにレンタル移籍して来た選手
※()は今季他チームにレンタル移籍していた選手
ゴールキーパー
〜トップチームにGK2人とリスキーな編成。バックアップの補強はありそう〜
Jordan Pickford 40試合 レギュラー
Maarten Stekelenburg 2試合

加入した昨季に続きリーグ戦皆勤賞のPickford。イングランドの正守護神はチームでも能力の疑いは無く、絶対的な存在。
Stekelenburgはカラバオカップのみの出場で、昨季に続きベンチを温め続けた。
今季加入しU23チームでプレーしていたJoão Virgíniaが実質的な3番手で期待の若手という位置づけ。
2年間Pickford&Stekelenburg体制なので、Stekelenburgに明らかな衰えが無ければテコ入れが無い可能性もある。補強するとしても2番手。
センターバック
~Zoumaの買取交渉次第ではレギュラークラスの補強も~
Kurt Zouma 36試合2G2A レギュラー
Michael Keane 35試合1G2A レギュラー
Yerry Mina 15試合1G
Phil Jagielka 7試合1G
(Ashley Williams)
(Mason Holgate)

Keane&Zoumaが殆どの試合に出場。
Minaは負傷の影響もあり、シーズンの半分くりいしかベンチ入り出来ず。
JagielkaとWilliamsは今季で契約終了。契約延長の可能性は0では無いが、年齢、出場を考慮すると0に近いと思われる。
残りの4人でレギュラー争いをするのが望ましいが、チェルシー補強禁止の影響でZoumaの買取の難易度が上昇。買取に失敗した場合はレギュラークラスのCBを補強したい。
サイドバック
〜最も充実しているポジション、バックアッパーの獲得があるか~
Seamus Coleman 31試合1G1A レギュラー
Jonjoe Kenny 12試合1A
Lucas Digne 37試合4G5A レギュラー
Leighton Baines 8試合1A
(Cuco Martina)
(Brendan Galloway)
(Luke Garbutt)

右サイドバックに関しては補強の緊急性はかなり低い。今季多くの試合でゲームキャプテンを務めたColeman。そのColemanの不在時も代役を十二分にこなしたKenny。センターバックの欄で扱ったHolgateもこのポジションで起用可能と、人数も揃っている。Martinaは余程のことが無ければ出番が無く、放出候補。
左サイドバックは運動量が衰えてきたBainesの後継者問題が解決。シーズン最序盤と出場停止を除きDigneが攻守に渡りリーグベストイレブンクラスの活躍。Bainesは今季で契約満了、今後契約更新しないのであればバックアッパーの獲得が必要。Gallowayは来季バックアッパーを任されなければ、放出の可能性も。Garbuttは今までの扱いを見る限り放出濃厚。
セントラルミッドフィールダー(守備的ミッドフィールダー)
~レギュラー2人の去就は不透明。Davies以外は全員退団の可能性アリ~
Idrissa Gueye 35試合2A レギュラー
André Gomes 29試合1G2A レギュラー
Tom Davies 19試合1A
Morgan Schneiderlin 16試合1A
James McCarthy 1試合
(Muhamed Besic)

守備職人Gueye、ゲームメイカーGomes。どちらも不出場の場合はチーム力が大きく落ちる存在。
Gueyeは既に冬市場でPSGからのオファーがあったもののクラブが認めずに残留。更に金額を積まれた場合は放出も。
Gomesはバルセロナからの買取を目指しているが、今季の活躍でEvertonよりも格上のクラブの獲得候補に。買取失敗の場合、組み立ての上手い選手の獲得が必須。
Schneiderlinは守備を第一に考える方針もあり、後半はDaviesよりも優先的に起用されていた。しかし、リザーブメンバーとしては給料が高いという噂もあるのでコストカット狙いで放出する可能性も無くはない。
2ボランチの一角、というよりは試合終盤にトップ下としての起用が目立ったDavies。ライバルの去就次第では一気にレギュラーのチャンス。
McCarthyは大怪我からやっと復帰出来たというシーズン。すぐに放出ということは無いだろうが、怪我前と同じように貢献出来るかどうかをアピールしなければならない。
Besicは完全に上位互換ともいえるGueyeの存在でチーム内に居場所が無かったが、昇格プレーオフにギリギリ届かなかったものの7位につけたMiddlesbroughでレギュラーとしてプレー。Middlesbroughの監督だったPulisは解任されてしまったので、買取の可能性は低くなったがチャンピオンシップのチームに放出する可能性はあるか。
守備寄りの選手が多いこのポジション、チームをもう一段階レベルアップさせるにはこのポジションにパサーの補強が必要か。
トップ下(攻撃的ミッドフィールダー)
~Sigurdssonの牙城を崩す若手へのチャンスは与えられるのか~
Gylfi Sigurdsson 41試合14G7A レギュラー
(Nikola Vlasic)
(Kieran Dowell)
(Shani Tarashaj)

なんやかんや言われても残した数字は立派なSigurdsson。今季はSigurdssonしか殆どプレーしていないポジションである。今季のメンバーで2番手を挙げるとすればDaviesだが、ゴール前の迫力では敵わない。
レンタル修行組の活躍が目立つポジションでもあり、VlasicはCSKAMoscowではレギュラーとしてプレー。親クラブでは縁のないCLにもデビュー済み。Evertonでの昨年の扱いが悪かったのを本人も根に持っている様子なので、帰ってくること無く他クラブへステップアップしそうな雰囲気。
Dowellは昨年に引き続き今季もチャンピオンシップで活躍しており、冬に移籍し直したSheffield Unitedではリーグ優勝を経験した。
DOWELL
— Sheffield United (@SUFC_tweets) April 28, 2019
DOWELL
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DOWELL pic.twitter.com/UnsXqhvuE5
両者とも2列目ならどこでもプレー出来る選手で、ベンチにも(それを良しとするかはさておき)置きやすいはず。どちらかを来季トップチームで観ることは出来るだろうか。
Tarashajはレンタル先のレベルがどんどん落ちている上、今季もあまり出場出来ていない。頃合いを見てリリースされるのでは…。
Tarashajの個人的な今季のハイライトはこちら。
本所属チームはダービー中だけど、レンタルでスイスにいるタラシャイはこのタイミングでインスタライブを開始。
— かも・メロ (@ramiro67toff) March 3, 2019
何の配信なんだ…? pic.twitter.com/NGEFLPcb0F
ウイング
~昨季出場機会の少なさを訴える選手が続出したポジションの整理を進める~
Theo Walcott 40試合6G2A レギュラー
Richarlison 38試合14G2A レギュラー
Bernard 36試合2G4A レギュラー
Ademola Lookman 24試合1G2A
(Kevin Mirallas)
(Yannick Bolasie)
(Henry Onyekuru)

センターフォワードとして出場することも多かったRicharlisonの存在で本来2枠のはずのウイングにレギュラー格の選手が3人。
シーズン後半はセンターフォワードに後述するCalvert-Lewinが収まった為、RicharlisonとBernardがファーストチョイスになった。
Richarlisonは21才にして圧倒的な存在。攻撃に厚みをもたらし、守備でもハードワークを怠らない。チーム最優秀若手は100人居たら100人がRicharlisonを挙げるのでは。その存在感からビッククラブの噂もチラホラと耳にするが、かなりの金額を積まれない限り今夏は残留するのでは(前所属のWatfordではかなりの金額を積まれて移籍したが)。
昨季はチーム右サイドをColemanと共に制圧したWalcottも今季は他の選択肢が現れたことで物足りなさを指摘する声もあった。全然ダメという訳では無いので、新たな右ウィングが主戦場の選手の獲得が無ければ残留か。
Bernardは小さなマジシャンとでも言うべき鮮やかプレーでファンを魅了。プレミアでは子どもの様に見えてしまうその体格のディスアドバンテージを感じさせない活躍だった。残留でしょう。
チーム随一のドリブラーLookmanもSilvaにとっては守備面に不安があるとの判断からか、ベンチからのスタートばかり。昨季レンタルしたLeipzigで普通に活躍したようで、レンタル終了後もかなりの引きがあった。本人もレギュラーとしての出場機会を強く求めているので来季も同じような起用法になるのであれば移籍を希望するだろう。
自己中な一面を持つMirallasは昨季出場機会を求めて(クラブ側の編成ミスも一因ではあるが)癇癪を起こし、レンタル移籍へ。功労者ではあるのだが、クラブへの不信感を表立って露わにしてしまった選手が戻ってくることは出来るのだろうか。
変態テクニシャンのBolasieは大怪我で長期離脱してからというもの出番が限られ、今季はレンタルへ。予測不能なフェイントと異常なテンションのInstagramのストーリーは一見の価値ありだが、使いにくい選手ということもありSilva政権が続くなら放出候補。
Onyekuruはイギリスの労働許可が下りていないが故のレンタル。レンタル先のGalatasarayでは43試合16ゴール6アシストとチーム得点王の大活躍。リーグ戦もほぼ手中に収め、カップ戦も優勝を決めている。レンタル組の中ではVlasicと並んでステップアップの可能性の高い選手で、来季も労働許可が下りないと移籍が現実味を帯びてくる。
センターフォワード
~質、量共に不足しているポジション。補強は必須~
Dominic Calvert-Lewin 38試合8G3A レギュラー
Cenk Tosun 29試合4G3A
(Oumar Niasse)
(Sandro Ramírez)

昨季後半の活躍があったものの、今季は序盤から不調に陥りすっかり控えに落ち着いたTosun。
シーズン中盤はRicharlisonが担ったが、Evertonの最も危険なプレーヤーであると他チームにも認識されていたことで、ウイングとしてプレーするよりも厳しいマークに遭う。ロングボールの競り合いも多くかなり消耗が激しそうだった。特にキツめのフィジカルコンタクトがあったBrighton戦以降からはウイングへとポジションを戻した。
その後はフィジカルが強くスピードのあるCalvert-Lewinが起用されるように。昨季はフィジカルモンスターLukakuと同じ役回りをさせられ、ロングボールの雨に食いつき続けた男は今季格段にポストプレーが上達。屈強なCBとのフィジカルバトルにも簡単には負けないようになった。自分がボールを持ったときの選択肢が少ないという課題もあるが、二桁得点まであと一歩の活躍を見せた。
Calvert-Lewinの更なる成長にも期待したいが、EL出場権以上の順位を狙うチームにしてはFWの得点数が少し寂しい。
Niasseは「心技体」の「心」の能力だけは飛び抜けているのだが、あとの二つが追いついてこないプレーヤー。正直プレミアレベルではない。今季もシーズン後半はCardiffへレンタル移籍し、レギュラーとして多くの試合に出場したが無得点。本人の意向で毎年チームに残留しているが、編成目線で考えるなら放出の有力候補である。
Evertonでは良さを出せないままレンタルでたらい回しされているのはSandro Ramírez。レンタル先でも目立った成績を残しておらず、彼を連れてきたフロント、監督のどちらも現在チームにはいない。年齢はまだまだ若いので判断するには時期尚早なのかもしれないが、移籍金を払ってでも獲得したいチームがいれば放出も。
結局補強ポイントはどこ?
・2番手GK
・(Zouma退団の場合)レギュラークラスのCB
・左サイドバックの控え
・プレイメイカーになれるMF
・レギュラークラスのFW
この辺りが緊急性の高いポジションと予想。
フロント的に既に目星は付いているとのことなので、移籍がまとまるのは早いかもしれない。
Other14を振り返ろう 18-19 Fulham編
今季の印象が薄いチームその2。サクサク更新できるように記事をコンパクトにしていきたい。
19位 Fulham 7勝5分26敗 34得点81失点

今夏最も補強したチーム。昔はChelseaにいたSchürrle、バルサが狙っていたという噂もあったSeriなど知名度もある有望株、元有望株な選手をプレミアマネーでかき集め、レンタル含め10数名を集め各ポジションを一新した。

だが、新戦力だらけになってしまったチームを短期間でまとめ上げるのは難しいことは容易に想像できる。特に守備陣は前線と比べても見劣りする陣容で、クラブを昇格させたJokanovićは無失点で試合を終えることが出来ないまま解任された。

その後就任したRanieriは奇跡の名将ではなく、いつもの便利な修理屋止まり。チェンバースのボランチ起用という新たな起用法を発明するが、根本的な解決には至らず。
降格が濃厚になった頃、新たに就任したのは晩年過ごしたFulhamで、引退後そのままコーチになっていたScott Parker。すぐに降格が決定してしまうものの、終盤には3連勝を収める。その全てがクリーンシートと、年間通しての課題を改善してみせ、来季は正式に指揮を執ることが決まった。
チーム得点ランキング
1. 10得点 Aleksandar Mitorovic
2. 6得点 André Schürrle
3. 5得点 Ryan Babel
エースのMitorovicの二桁得点は降格チームとしては立派。空中戦勝利数も1位とわかりやすい武器を持っているので個人残留もあるだろうか。2位に入ったSchürrleは期待外れだったという声をよく聞いた。
印象に残った選手 Ryan Babel

眩しいほどの赤。とにかく赤。この写真なんかもうイチゴに近い。
冬加入の割りには結果を残し、違いも作れていたので、欲しがっているチームがあるという噂が出るくらいには活躍した。
Evertonとの対戦成績
第7節(H)3-0 勝利
Calvert-Lewinが裏抜けから得たPK。キッカーは今季から10番を背負うSigurdsson。しかし、バーを直撃しPKは失敗。何とも言えない空気がグディソンを包む。そんな中飛び出したのが先制点のゴラッソ。その後もカウンターからもう1点決め、すっかり今日のヒーローになってしまったSigurdsson。PKを決めていればハットトリックだったのだが…。
今となってはレアになってしまったTosunの今季1ゴール目。開幕から中々結果を残せず、スタメンから外され始めた頃だったので喜びを爆発させている。尚、今季リーグ戦では合計3ゴールのみ。
第34節(A)0-2 敗戦
「降格決定だし、勝てるっしょ!」と思っていたのだが、この頃調子が良いのはホームでのみ。嘘のようにあっさり負けた。ちなみに前述したFulhamの3連勝はここから始まる。
先制され、前がかりになって攻撃するも一向にチャンスは生まれない。相手のクリアにDFが食いつき過ぎたシーンからBabelに抜け出され、残り時間あったもののかなり難しい状況に。その後も攻めあぐね、敗戦。個人的にはかなり眠い試合だった。
Other14を振り返ろう 18-19 Huddersfield編
プレミア史上2番目という限りなく光速に近い速さで降格が決定したHuddersfield。今年の印象は無いに等しいが、頑張って振り返る。
20位 Huddersfield 3勝5分27敗(35節消化時点)20得点69失点
昨季は28得点58失点で残留しているので守備の問題の方が大きかったのだろうか。夏市場では大きな変化は無く、昨季レンタルしてみて良かった選手を完全移籍で買い取った。放出したレギュラーはTom Inceくらい。
昨季は4-2-3-1などのウィンガーを置くシステムで戦っていたはずなのだが、今季は気づくと5-3-2のウィンガーを置かないシステムで戦っていた。負傷者との兼ね合いや守備がどうにもならなくて変わったのだろうか。

クロップ(写真左)との仲良しさんの監督David Wagner(写真右)は成績不振でシーズン途中にさよなら。今思えば昨季残留出来ただけでもすごい。

新監督のJan Siewert(写真左)はドルトムントBチームの監督だったそうだ。フロントはドイツ人が大好きなのだろうか。まだ36歳らしい。
冬市場では3部チャールトンからKarlan Grantを完全移籍、クリスタルパレスからはJason Puncheonをレンタルで獲得したが、チームは浮上することなくスピード降格を決めた。
チーム得点ランキング
1. 4得点 Karlan Grant
2. 3得点 Zanka(Jørgensen)
Aaron Mooy

昨季チーム得点王のSteve Mounié(写真右)も今季は2得点と、FW陣が全く点を取れていない。他のFWに至ってはなんと0得点である。FW全員の得点を合わせても2点にしかならない事実に涙がでる。
これではたとえ鉄壁の守備陣であったとしても降格は免れられないだろう。
印象に残った選手:Karlan Grant

(写真右から2番目)
ウエストハム戦ではハットトリックでこの選手の存在を認識した。しかし、ハットトリックを決めても4失点して負けてしまうのは悲しすぎる。まだ21歳と若く、降格するチーム唯一の光。加入があと半年早かったらと歯ぎしりするテリアーズサポーターは多いはず。それでもかなり厳しい戦いだが。
Evertonとの対戦成績
第4節(H) 1-1 引き分け

今見返すと中々やばいスタメンである。今夏補強組の半分以上がいないだけで役者不足感が出るということは、それだけレギュラー定着したメンバーが多いのだ。
失点はお得意のCKから。この頃は今よりもゾーンディフェンス寄りな気がする。
得点は相手をかわしたDigneからのクロスをCalvert-Lewinが頭で合わせてゴール。Digneはこの試合がエヴァートンでのデビュー戦。そして早速初アシスト。
第24節(A)1-0 勝利
試合開始直後の先制点をPickfordの奮闘もあり、何とか守り切った試合。後半途中に負傷したBainesに代わって出場したDigneが10分も経たないうちに退場するハプニングも。ホームでの試合とは反対の意味で目立ってしまった。
この為、中3日で迎えた次の試合にはBainesが強行出場することとなるのだが、やはり万全ではなく前半途中で無念の交代となってしまう。その後Bainesは2か月近くベンチ入りすることはなかった。
次回はFulham編。GW中の更新を目標にする。
Other14を振り返ろう 18-19シーズン 前置き
いわゆるBIG6と呼ばれるクラブの皆さんに関してはそれぞれ沢山のサポーターがいらっしゃるので、より正確で情報量の多い統括があるはず。
しかし、それ以外のクラブは振り返られる機会が少なそうなので、DAZNのハイライトをほぼ全節流し見でチェックした私の印象をつらつらと書き残して置こうと思います。
順位がほぼ決まってる降格組ハダーズフィールドからスタート。
Other14を振り返ろう 18-19 Huddersfield編 - にわかの備忘録
Other14を振り返ろう 18-19 Fulham編 - にわかの備忘録
【18-19第14節】リヴァプール(A)戦とここ最近の雑感

いつもの11人、いつものベンチメンバーとなりつつあるこの布陣で今日もスタート。
対するリヴァプールは知らない間にフィルミノがトップ下のポジションになっているらしく、昨年までの3人+シャキリの前線。
この試合で気になった所をいくつか。
今や替えの効かないゴメス

この試合で最も得点に近づいたシーンはA・ゴメスのヘッドだった。A・ゴメスはその身長の高さがボックス内に侵入した際に活きることもしばしばあるが、それは副次的なものだ。
A・ゴメスの1番の強みはプレス回避能力の高さだと思う。ピッチのどこにいても、味方のサポートが足りていなくても不用意にボールを失うことはまずない。この試合でも4人に囲まれてやっとファールで止められるといったシーンがあった。ゴメスに預ければとりあえずなんとかなるという存在なので、プレスの激しいチームとの試合では特に欠かせない選手だ。
ビルドアップでの足枷
この試合では特に目立ってしまっていたが、元々ピックフォードはロングフィードの飛距離が長所で、プレッシャーをかけられている時のパス精度は高くない。
キーパーから繋ぐ時のサポートは2CB+ボランチ(大体ゴメス)で、そこ塞がれてしまった時には、
- サイドに開いているSBを狙う
- サイドに開いたFW目掛けて蹴っ飛ばす
- とにかく遠くへ蹴っ飛ばす
こんな感じの選択肢があると思う。ケパ、エデルソンなどのパスに自信のあるGKは1を選べるのだが、ピックフォードは1の成功率があまり高くない。(サイドラインを割ってしまったり、相手選手へのパスになってしまうことがある)
特に利き足ではない右足でボール蹴らされてしまった時には著しくパス精度が落ちてしまう(ただ遠くへ蹴るだけなら問題ないが)ので、この試合では自らピンチを招くような形になってしまっていた。
また、2CB+ボランチにボールが配球できたとする。その際に問題になりかねないのがゲイエとコールマンだ。ボールを運ぶ、パスの配球能力が劣るために、この2人にボールが入った所でうまく前進させられないことがある。この試合でも特にコールマンとの息が合わず、ボールを失ってしまうことがあった。
今後この2人をボールの奪いどころと狙うチームが出てくるかもしれない。
ルックマンの輝き

スタメン出場もあるのでは?という話もあったが、今節もベンチに座ったルックマン。だが63分にウォルコットに替わって入ると、効果的なパスを出し続けた。前節までは得意のドリブルで目立つシーンが多かったが、パスでもチャンスメイク出来る所を見せた。縦への裏抜けの意識の強いウォルコットとは違ったキャラクターなので、今後も良いアクセントを加えてくれるはずだ。
最後に
結果としては残酷なものだったけれども、今まで苦しい時期も気を吐き続けた彼を観ていれば、たった一度のミスを責めることは出来ない。

【18-19第6節】アーセナルvsエヴァートン【プレビュー】
プレビュー書いてみないかと声かけ頂いたので、良い機会かなと思いやってみることに。
なので第6節にして突然のプレビューです笑
勢いに乗るアーセナル
シティ(H)、チェルシー(A)に開幕から2連敗スタートだったアーセナルはウェストハム(H)戦を皮切りにカーディフ(A)、ニューカッスル(A)に3連勝と勢いに乗っているようです。(今調べて知った)
先日ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグでも4-2と勝利した模様。(今知った)
BIG6呼ばれるの強豪クラブ以外にはしっかり勝ってるんですね。
今季のアーセナルの変化といえば、
・新星ゲェンドゥジ(髪型はダビド・ルイス)
・オーバメヤンとラカゼットの共存
個人的にはこんな印象。
つまずくエヴァートン
ここまでリーグ戦5試合を消化して1勝3分1敗とイマイチな船出になってしまったエヴァートン。
ここ最近は怪我人が大量発生しており、スタメン、ベンチのあちらこちらに若手選手を起用せざるを得ない状態です。
ただ、そのエヴァートンにもいくつかポジティブな要素があります。
新加入選手への期待

CBのズマは今節もスタメンのはずです。キャプテンのジャギエルカはケガで出られず、まだまだ経験値の足りないホルゲイトは不安定なプレーを見せています。今季チェルシーから借りてきたこのCBは昨季冬に借りてきたCBとは違って今最も安心感のあるCBです。

前節ウエストハム戦で最も輝いていたのはバルセロナからやってきたディーニュです。ズマと同じフランス人の彼は左サイドから良質なクロスをいくつも配給し、決定機を演出し続けました。利き足の左足だけでなく、右足からも高精度のクロスを繰り出すシーンもありました。今節はベインズが出場する可能性もありますが、是非とも注目してほしい選手の1人です。

前節デビューを果たしたちびっこドリブラー。アーセナルのMFトレイラ(168cm)も小さいですが、それ以上小さい(164cm)です。今節もジョーカーとしての出場が予想されます。まだプレー時間が少ないので、これからチャンスメイカーとしての活躍を期待します。

そして、この男がやっと出場可能となりました。開幕戦から結果を残していたこの若きブラジリアンは不用意なプレーで出場停止を受けてしまいましたが、その間にブラジル代表で初ゴールを記録しました。すっかりサポーターの人気者になったリシャルリソンはアーセナル相手にどこまで通用するのでしょうか。
エヴァートンの改善点
スタートダッシュに失敗したエヴァートン。なぜ上手くいっていないのか。その理由はこれまで試合のスコアを見れば一目瞭然です。今季エヴァートンは未だ無失点の試合がありません。唯一勝利したサウサンプトン戦ですら2-1と守備の改善が必要なのはもはや試合を見ていなくとも理解できるでしょう。前節は早い段階で失点を重ね、終始ボールを持っていたものの3失点で敗戦しました。それから1週間後、今日のアーセナル戦ではどれだけ守備の修正が出来ているのでしょうか。マルコ・シウバの手腕が問われる一戦は24日0時にキックオフです。