偏見まみれの18-19選手名鑑(MF編)
※ポジションに関しては最近出場している場所を取り上げてます。灰色は出場しているが、恐らく得意ではないポジション。
8.アンドレ・ゴメス(André Gomes) NEW!
主なポジション:セントラルMF、サイドMF
バルサシリーズその3。188cmと大柄のポルトガル人MFはミナと共に移籍市場最終日にエヴァートンと契約を結んだ。買い取りOP無しで1年間のローン。
【プレーの印象】
長短のパスを自在に使い分け、その体格を活かしたキープ力もある様子。右足、左足どちらでも遜色ないシュートを打てる攻撃的なMF。
【今季の立ち位置】 セントラルMFのレギュラー争い
攻撃が得意なセントラルMFはあまりいないので、自ずと出番はありそう。
【ビジュアル】
近年いなかったタイプの男前。これは女性人気出てしまう…?
10.ギルフィ・シグルズソン(Gylfi Sigurðsson)
主なポジション:トップ下、左ウィング
アイスランドの10番。今季からエヴァートンでも10番を背負うことになった。昨季序盤は中々結果が出なかったが、徐々にフィットした。
【プレーの特徴】
プレースキックの精度が非常に高く、スワンズ在籍時はバシバシFKを決めていた。エヴァートンではあまり決めていない。せっかく良いキッカーがいるので、今季はセットプレーから得点をもっと増やしたい。意外と運動量が多い。
【今季の立ち位置】 トップ下のスタメン争い
昨年は左ウィングでの起用も目立ったが、リシャルリソンの補強もありトップ下での出場が増えるのではないだろうか。ベルナルジの得意ポジション次第だけど。
16.ジェームス・マッカーシー(James McCarthy)
主なポジション:セントラルMF
絶賛長期離脱中。昨季コールマンと入れ替わるように離脱。こちらも足がぐにゃっと逝ってしまった。何かと負傷が多く、加入年の13-14シーズン以来毎年離脱している上、年々稼働期間が短くなっている選手。まだまだやれるはずなのでまずはしっかり怪我を治してほしい。
【プレーの印象】
何でもそつなくこなすBOX To BOXの選手。あんまり点は決めない。
【負傷エピソード】
負傷の原因となった「カリブの怪人」ことサロモン・ロンドンは事の重大さに気づき、すぐにメディカルスタッフを呼びつけた。後々マッカーシーは右下腿の脛骨と腓骨を骨折していたことが判明。運ばれていくマッカーシーを見つめるロンドンも涙目でかなり動揺していたのが印象的だった。
また、同じアイルランド代表であるコールマンは約1年の離脱となったチームメイトに対しこんなコメントを残した。
RT、昨晩の復帰戦後、コールマンがマッカーシーについて、「僕はこれから毎日毎週プレイする。もし試合でゴールすれば、TVで放送され、僕の最良の友であるマッカーシーも観るだろう。それで、どんな酷い骨折からも復帰する道があることを彼に見せられる。それが今の僕のモチベーションさ」と。#EFC https://t.co/flv1dYk1xx
— 主夫@O.M.I.O.S (@husbandinHK) 2018年1月24日
17.イドリッサ・ゲイェ(Idrissa Gueye)
主なポジション:セントラルMF、アンカー
セネガル代表の守備職人。ロシアW杯では珍しくゴールを決めていた。あのカンテよりもタックル成功数が多いと話題になったりした。
【プレーの特徴】
ボール奪取に関してはリーグでもトップクラス。ただ攻撃能力が壊滅的。せっかく高い位置でボールを受けても持ちすぎたり、パスミス、枠外へのシュートなど、プレーの選択が果たしてそれで正しかったのか?と首をひねることも多かった。それでも守備は一級品。
【今季の立ち位置】 セントラルMFのレギュラー
ゲイェが居るだけでボール回収率が段違いなので、特にコンディションに問題が無ければスタメンだと思われる。相方が攻撃的な選手だと補完し合えて良いと思います。
18.モルガン・シュナイデルラン(Morgan Schneiderlin)
主なポジション:アンカー、セントラルMF
ユナイテッドであまり出番が無かったので、やってきたフランス人。微妙に尖ってる髪型はいつも変わらない。
【プレーの特徴】
CBの間に降りてきてビルドアップを助けたり、味方が攻め込んでいる時も後ろでリスク管理とあまりフィニッシュに関わることはない。
※詳しくはあやたか(@senbon0802)さんの書かれたコラムを読むことをおすすめします。
【今季の立ち位置】 セントラルMFのスタメン争い
昨季は基本居ればレギュラーだったが、あまり出来が良くなくサポ内でも賛否両論だった。デイヴィスの成長とアンドレ・ゴメスのフィット次第ではベンチに座る時間が増えるかも。
20.ベルナルジ(Bernard) NEW!
主なポジション:トップ下、両ウィング
ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクからやってきたちびっこドリブラー。マジで小さい。(163cm)
【プレーの印象】
サクッとプレー集を見たところ、重心の低さを活かした細かい切り返しやパスとシュートのフェイントで相手を翻弄しながらドリブルするシーンが多かった。バイタルエリアやサイドからクロスでのチャンスメイクが多く、オフザボールでPA内に入ってボールを引き出す動きは見られなかった。(たまたまかも)
【今季の立ち位置】スタメン争い
左ウィングかトップ下での起用がメインだろうか。引いた相手を崩すのには有効な選手だと思うので、ベンチスタートでもビハインド時には出番があるはず。
21.ムハメド・ベシッチ(Muhamed Besic)
主なポジション:セントラルMF
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ人の守備的MF。最近は出場機会も無く、代表に呼ばれているのかわからない。昨季はローン先のボロでレギュラーとしてプレー。ボロは買い取りたかったようだが、交渉はまとまらなかった。
【プレーの印象】
守備の人。デビュー戦でバックパスをルーレットするも、見事に失敗して大ピンチを演出するお茶目な一面も。スライディングタックルの頻度が高い。
【今季の立ち位置】 ローンorベンチ外
マルコシウバの要らない子その2。残留しても構想外を言い渡されているので出番は無い。ボロがまだ欲してくれるのなら、今季も貸し出した方がみんな幸せ。
→ミドルズブラへシーズンローンが決定
26.トム・デイヴィス(Tom Davies)
主なポジション:セントラルMF、トップ下
エヴァートンが誇る将来有望若手の中でも一人抜きんでて出場している男。
【プレーの印象】
2度追い、3度追いのプレッシングをよくする。トップ下で起用されることもあり攻撃面で違いを作り出すMF。キラーパスを出すこともしばしば。
【今季の立ち位置】セントラルMFのスタメン争い
動き回るタイプなので、どっしり構えてくれる相方が合うのかも。まあ、純粋なアンカータイプは現スカッドにいないが。
【エピソード】
1人だけパンツが短いように見えることがあるが、それはソックスが短いだけである。 一昔前の女子高生のようにソックスを下げて履くのが彼のスタイル。たまに脛当てが飛び出ていたりするが、これが一番しっくりくるらしい。
【風貌について】
たまにヒゲを伸ばして別人に変身するが、似合ってないのでやめた方がいいと思う。
28.キーラン・ダウエル(Kieran Dowell)
主なポジション:トップ下、両ウィング
ケニー、コノリー(今季もローン)、ルックマン、ルウィンらと共にU20W杯を優勝。勢いそのままに昨季ノッテインガム・フォレストでリーグ戦38試合に出場し、9ゴール4アシストとブレイク。今季はトップチームで出場機会を得られるか。
【プレーの印象】
遠目からのロングシュートのイメージがあるが、昨季のプレーは追っていないので詳しいことはわからず。トップチームでの出番を楽しみにしよう!
【今季の立ち位置】 ベンチ入り争い
開幕戦こそベンチ外だったものの、戦力の一人として数えられているようなのでそのうちチャンスが与えられるかも。
32.ジョー・ウィリアムス(Joe Williams)
主なポジション:セントラルMF、サイドMF
昨季はチャンピオンシップ(2部)のバーンズリーにローン移籍しており、34試合に出場したらしい。7歳からエヴァートンアカデミーに在籍している地元っ子。画像検索すると何故かケニーが沢山引っかかる。
【プレーの印象】
見たことがないのでわからず。
【今季の立ち位置】 ローンorU23チーム
昨季思ったよりもローン先で出場していたので、今季もローンに出すの方が良いのでは。セントラルMFはダブついてるし。
→ボルトン・ワンダーラーズへのシーズンローンが決定。
34.ベニ・バニンギメ(Beni Baningime)
主なポジション:セントラルMF
1度見たら忘れられない不思議なビジュアル。後はめちゃめちゃ身体の線が細い。現U23監督アンズワースがクーマン解任後、暫定的に指揮を執った際に起用された若手の1人。ケニーはビックサム就任後も起用され続けたが、バニンギメは負傷者が戻り次第ベンチ、そしてベンチ外へ。
【プレーの印象】
恐らく守備的な選手だと思われるのだが、フィジカルがあるわけでもなく、光るパスを出す訳でも無かったので凡人には良さがわからなかった。
【今季の立ち位置】 U23チームでがんばろう
正直、怪我人多発でなければ起用することはない選手。トップチームでやるにはまだ早いかな。