Other14を振り返ろう 18-19 Fulham編
今季の印象が薄いチームその2。サクサク更新できるように記事をコンパクトにしていきたい。
19位 Fulham 7勝5分26敗 34得点81失点
今夏最も補強したチーム。昔はChelseaにいたSchürrle、バルサが狙っていたという噂もあったSeriなど知名度もある有望株、元有望株な選手をプレミアマネーでかき集め、レンタル含め10数名を集め各ポジションを一新した。
だが、新戦力だらけになってしまったチームを短期間でまとめ上げるのは難しいことは容易に想像できる。特に守備陣は前線と比べても見劣りする陣容で、クラブを昇格させたJokanovićは無失点で試合を終えることが出来ないまま解任された。
その後就任したRanieriは奇跡の名将ではなく、いつもの便利な修理屋止まり。チェンバースのボランチ起用という新たな起用法を発明するが、根本的な解決には至らず。
降格が濃厚になった頃、新たに就任したのは晩年過ごしたFulhamで、引退後そのままコーチになっていたScott Parker。すぐに降格が決定してしまうものの、終盤には3連勝を収める。その全てがクリーンシートと、年間通しての課題を改善してみせ、来季は正式に指揮を執ることが決まった。
チーム得点ランキング
1. 10得点 Aleksandar Mitorovic
2. 6得点 André Schürrle
3. 5得点 Ryan Babel
エースのMitorovicの二桁得点は降格チームとしては立派。空中戦勝利数も1位とわかりやすい武器を持っているので個人残留もあるだろうか。2位に入ったSchürrleは期待外れだったという声をよく聞いた。
印象に残った選手 Ryan Babel
眩しいほどの赤。とにかく赤。この写真なんかもうイチゴに近い。
冬加入の割りには結果を残し、違いも作れていたので、欲しがっているチームがあるという噂が出るくらいには活躍した。
Evertonとの対戦成績
第7節(H)3-0 勝利
Calvert-Lewinが裏抜けから得たPK。キッカーは今季から10番を背負うSigurdsson。しかし、バーを直撃しPKは失敗。何とも言えない空気がグディソンを包む。そんな中飛び出したのが先制点のゴラッソ。その後もカウンターからもう1点決め、すっかり今日のヒーローになってしまったSigurdsson。PKを決めていればハットトリックだったのだが…。
今となってはレアになってしまったTosunの今季1ゴール目。開幕から中々結果を残せず、スタメンから外され始めた頃だったので喜びを爆発させている。尚、今季リーグ戦では合計3ゴールのみ。
第34節(A)0-2 敗戦
「降格決定だし、勝てるっしょ!」と思っていたのだが、この頃調子が良いのはホームでのみ。嘘のようにあっさり負けた。ちなみに前述したFulhamの3連勝はここから始まる。
先制され、前がかりになって攻撃するも一向にチャンスは生まれない。相手のクリアにDFが食いつき過ぎたシーンからBabelに抜け出され、残り時間あったもののかなり難しい状況に。その後も攻めあぐね、敗戦。個人的にはかなり眠い試合だった。