Other14を振り返ろう 18-19 Huddersfield編
プレミア史上2番目という限りなく光速に近い速さで降格が決定したHuddersfield。今年の印象は無いに等しいが、頑張って振り返る。
20位 Huddersfield 3勝5分27敗(35節消化時点)20得点69失点
昨季は28得点58失点で残留しているので守備の問題の方が大きかったのだろうか。夏市場では大きな変化は無く、昨季レンタルしてみて良かった選手を完全移籍で買い取った。放出したレギュラーはTom Inceくらい。
昨季は4-2-3-1などのウィンガーを置くシステムで戦っていたはずなのだが、今季は気づくと5-3-2のウィンガーを置かないシステムで戦っていた。負傷者との兼ね合いや守備がどうにもならなくて変わったのだろうか。
クロップ(写真左)との仲良しさんの監督David Wagner(写真右)は成績不振でシーズン途中にさよなら。今思えば昨季残留出来ただけでもすごい。
新監督のJan Siewert(写真左)はドルトムントBチームの監督だったそうだ。フロントはドイツ人が大好きなのだろうか。まだ36歳らしい。
冬市場では3部チャールトンからKarlan Grantを完全移籍、クリスタルパレスからはJason Puncheonをレンタルで獲得したが、チームは浮上することなくスピード降格を決めた。
チーム得点ランキング
1. 4得点 Karlan Grant
2. 3得点 Zanka(Jørgensen)
Aaron Mooy
昨季チーム得点王のSteve Mounié(写真右)も今季は2得点と、FW陣が全く点を取れていない。他のFWに至ってはなんと0得点である。FW全員の得点を合わせても2点にしかならない事実に涙がでる。
これではたとえ鉄壁の守備陣であったとしても降格は免れられないだろう。
印象に残った選手:Karlan Grant
(写真右から2番目)
ウエストハム戦ではハットトリックでこの選手の存在を認識した。しかし、ハットトリックを決めても4失点して負けてしまうのは悲しすぎる。まだ21歳と若く、降格するチーム唯一の光。加入があと半年早かったらと歯ぎしりするテリアーズサポーターは多いはず。それでもかなり厳しい戦いだが。
Evertonとの対戦成績
第4節(H) 1-1 引き分け
今見返すと中々やばいスタメンである。今夏補強組の半分以上がいないだけで役者不足感が出るということは、それだけレギュラー定着したメンバーが多いのだ。
失点はお得意のCKから。この頃は今よりもゾーンディフェンス寄りな気がする。
得点は相手をかわしたDigneからのクロスをCalvert-Lewinが頭で合わせてゴール。Digneはこの試合がエヴァートンでのデビュー戦。そして早速初アシスト。
第24節(A)1-0 勝利
試合開始直後の先制点をPickfordの奮闘もあり、何とか守り切った試合。後半途中に負傷したBainesに代わって出場したDigneが10分も経たないうちに退場するハプニングも。ホームでの試合とは反対の意味で目立ってしまった。
この為、中3日で迎えた次の試合にはBainesが強行出場することとなるのだが、やはり万全ではなく前半途中で無念の交代となってしまう。その後Bainesは2か月近くベンチ入りすることはなかった。
次回はFulham編。GW中の更新を目標にする。